
魚といえばヒレ。
ヒレを書けば魚っぽくなる。

海の中はこういった、空気感を書くとそれっぽいよね。

目といえば、こんな感じ。
つぶらな瞳のイメージで。
かわいい感じになります。
が

サメなどの獰猛な感じの目はいかにもこんな感じ。
爬虫類っぽい。
ある意味目が物語っている。目で語っている。
さて
魚はヒレで語り、目で感情を宿す
魚を描くとき、まず意識したいのはヒレの存在です。
ヒレを描くだけで、不思議と「魚らしさ」が一気に立ち上がります。形そのものが、すでに生き物の記号になっているからでしょう。
さらに、海の中の空気感を添えることで、画面はぐっと“水の中”に近づきます。
揺れるような線、やわらかくにじむ背景。そうした要素が重なると、ただの形だった魚に、空間が宿りはじめます。
そして、もうひとつ見逃せないのが「目」です。
丸くてつぶらな瞳は、やさしさや無垢な印象を与えます。
小さな光を入れるだけで、ぐっと愛らしさが増し、見ている側の心をやわらかくしてくれるでしょう。
一方で、サメのような鋭い目はまったく別の物語を持っています。
光の少ない硬い目、細く絞られた瞳孔。どこか爬虫類を思わせるその視線は、本能的な怖さや緊張感を呼び起こします。
同じ「魚」という存在でも、目の描き方ひとつで印象は大きく変わるのです。
つまり、目は単なるパーツではなく、
その生き物の性格や世界観を語る“語り部”のような存在。
ヒレで形をつくり、空気で世界を整え、
そして目で、命を吹き込む。
魚を描くということは、
静かな水の中に、小さな物語を浮かべることなのかもしれません。