
今さらながら、手帳をぽちっとした。
もう2026年も終わりに近づいているというのに、買ったのはなんと2026年の手帳である。
「今から使うの?」
と言われそうだけど、いいのである。
欲しかったのだから。
しかも、ムーミン柄。
これがまたかわいい。
手帳なんて、別にスマホでも管理できる。予定だってカレンダーに入れられるし、リマインダーを設定しておけば忘れることも少ない。
それでも、紙の手帳が欲しくなった。
最近、5年間の出来事を一冊に記録できる「5年手帳」みたいなものがあることも知った。
同じ日付の欄に、毎年少しずつ書いていく。
去年の自分は何をしていたのか。
一昨年は何を考えていたのか。
何年か経ってから見返したら、きっと面白いだろうなと思う。
そういう手帳にも少し憧れた。
でも、今回は普通の手帳にした。
5年間続けられるかどうか以前に、まず一年続くのかという問題がある。
何しろ私は、手帳3日坊主の常習犯である。
最初の数日は、
「よし、毎日ちゃんと書こう!」
なんて思う。
そして予定を書く。
目標を書く。
やることを書く。
ちょっとした日記なんかも書いてみる。
ところが、数日するとページが白くなる。
そして、気づいたら手帳の存在そのものを忘れている。
……あるあるである。
だから今回は、あまり難しく考えないことにした。
毎日きっちり書かなくてもいい。
空白の日があってもいい。
一週間分まとめて書いたっていい。
「続ける」というより、続けられたところまで記録するくらいの気持ちでいいんじゃないかと思っている。
まずは、これからの予定を書いていこうと思う。
一週間でやること。
絵を描くこと。
漫画を進めること。
ブログを書くこと。
YouTubeの撮影をすること。
運動すること。
読んでみたい本。
見たい映画やアニメ。
そういうものを、ざっくり書いておく。
そして、その週にできるだけ沿って生活してみる。
最近はルーティンについて考えることも多いので、毎日やりたいことを書いておくのもいいかもしれない。
朝に歩く。
絵を描く。
少し体を動かす。
ブログを書く。
夜はゆっくりする。
そんな小さなことでもいい。
「今日はこれをやった」
という印が一つつくだけでも、なんとなく一日を生きた感じがする。
それから、発売日なんかを書いておくのも楽しそうだ。
欲しいゲームの発売日。
漫画の新刊。
気になっている本。
映画の公開日。
新しい画材の発売日。
そういう「楽しみ」を手帳に書いておく。
予定というより、未来に小さな旗を立てておくような感じだ。
そして、手帳って本当に使い方は自由なんだと思う。
予定管理だけじゃなくてもいい。
絵を描いてもいい。
思いついたことを書いてもいい。
買ったものを記録してもいい。
その日に食べたものを書いてもいい。
面白かったこと、腹が立ったこと、嬉しかったこと。
なんでもいい。
数年後に見返して、
「この頃、こんなこと考えてたんだな」
と思えれば、それだけでも十分な記録になる。
むしろ、きれいに使おうとしすぎないほうがいいのかもしれない。
予定でびっしり埋まったページもあれば、何も書いていないページもある。
突然、変な絵が描いてあったり、どうでもいい一言が残っていたりする。
そういうものまで含めて、自分の時間になる。
2026年の手帳なのに、これから書き始める。
ちょっと変な感じもするけれど、それもまたいい。
残りの2026年を記録してみよう。
そして、もしこの手帳を最後まで使えたら、そのときは少しくらい自分を褒めてもいいだろう。
毎日じゃなくてもいい。
完璧じゃなくてもいい。
書ける日に書く。
思い出した日に開く。
そして、また続ける。
そんなくらいでいい。
さて。
手帳3日坊主の私が、今回は何日続くのか。
数ヶ月後の自分が、この文章を見返して笑っているかもしれない。
「結局、3日で終わってるじゃん」
……いやいや。
今回は違う。
たぶん。
きっと。
おそらく。
ムーミンもいるし。
これは、続く……はずである。