
なんだか、草なのかよくわからないが。
そもそもギザギザの草とは。
ギザギザの草を描く|線で魅せるシンプルな表現
草を描くとき、「なんとなくそれっぽく」描いてしまうことは多いものです。
しかし、ほんの少し形に意識を向けるだけで、絵の印象は大きく変わります。
今回描いたのは、輪郭に特徴を持たせた「ギザギザの草」です。
シンプルながらも存在感があり、作品の雰囲気づくりに役立つ表現になります。

なぜギザギザにするのか
結論から言うと、情報量を少ない線で増やせるからです。
丸い草や滑らかな葉は、やわらかく優しい印象になります。
一方で、ギザギザの輪郭は次のような効果を持ちます。
- 野生感や荒々しさが出る
- 光と影のリズムが自然に生まれる
- シルエットだけで印象が決まる
つまり、細かく描き込まなくても「密度」を感じさせられるのです。
描き方のポイント
ただギザギザにすればいい、というわけではありません。
大切なのは“リズム”です。
① 大小を混ぜる
同じ大きさのギザギザを並べると、人工的に見えてしまいます。
- 大きいギザ
- 小さいギザ
- 少し滑らかな部分
これらを混ぜることで、自然な揺らぎが生まれます。

② シルエットを先に考える
細部よりも、まず外側の形を意識することが重要です。

遠くから見たときに
「面白い形かどうか」
これを基準にすると、魅力的な草になります。
③ 線を描き込みすぎない
今回のように、線はかなりラフでOKです。
むしろ、
- かすれた線
- 強弱のある線
- 一発で引いた線
こういった要素が“味”になります。
この草が活きるシーン
このタイプの草は、かなり使い勝手がいいです。
- ファンタジーの森
- 少し不気味な世界観
- モノクロ作品
- ラフなスケッチ作品
特に「雰囲気で見せる絵」と相性がいい